ディビットとマーガレットはイギリスの芸術大学で出会う。
陶芸家デレク・エムズに師事し、東洋の伝統に触れる。
2人は地元の伝統を利用し、ウェールズに陶器事業を設立しようと試みる。
最初の数年間は経済的に困難な上に、ろくろを持っていなかったため、全てを手作業、またはプレス成型で作陶。
その後、古いバックリーホイールを入手して復元し、酸化石器を製造。
工場からの廃棄物を含む地元で調達された粘土を使用し、ワックスレジストと釉薬で装飾された還元石器を作る。
1970年代:自宅とワークショップを、ノースウェールズのデンビーにあるブルックハウス陶器と呼ばれる古い製粉所に移し、サマースクールや学生向けのワークショップを続ける。
海外でも講義を行い、ヨーロッパ、アフリカ、インド、アメリカ等でワークショップを開催。
2000年:日本文化における陶磁器を学ぶため、益子で5週間滞在し、ワークショップを行う。東京と益子で展覧会を開催。

2人は40年以上にわたり、英国ウェールズの田舎で家族を養い、廃墟となった建物を修復しながら、共同生活を送り、今もなお作陶を続けている。