【TOKO CLUB EVENTS】「水と花をいけるワークショップ」を開催しました。
展覧会 水潺潺(みずせんせん)の開催に伴い、TOKO CLUB会員様限定イベント「水と花をいけるワークショップ」を9/2(土)に開催しました。
今回のイベントでは6名の参加者の皆さまとなげいれの生花を愉しみました。
ワークショップのはじめに主宰である陶庫店長 塚本ゆ美子から「なげいれの花」についてお話をさせていただきました。
「なげいれの花」は、器や花を教師として、その人のライフスタイルにあった花をいけ、楽しむものです。
自然の中にある草木を切り採ってなお、野にある時の姿より美しさを際立たせ、生かし、自然のドラマや花の心を楽しむことをご説明させていただきました。
今回のワークショップでは、広口と細口、二つの花器でのいけ方の違いなどを楽しみながら花をいけてみました。
まずは広口の花器から。
展覧会会場の作品からご自身で気に入られた作品を選んでいただき、思い思いに生けていただきました。
広口のうつわにみずをいけるつもりで、水を張ります。
こころの張りが水の張りとなります。水をたたえ、花は添えるように愉しみました。
広口のうつわに生けた後は、参加者の皆さまが生けた花器を一つ一つ床の間に飾り、鑑賞会を行います。
他の人が生けた花から愉しみや新たな気付きなどを共有しました。
作品の鑑賞を行った後は細口の花器にいけます。
広口のうつわとはいけかたも大きく異なり、花だけでなく、うつわの違いによる愉しみも感じて頂けたと思います。
細口のうつわも一つ一つ床の間に飾り、鑑賞会を行いました。
選ぶ花の種類、うつわの種類で雰囲気が大きく変わりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
少しだけ予定の時間を過ぎてしまいましたが、ご参加頂いた皆様とも花とうつわを介して大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。
ご参加を頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。
TOKO CLUBでの生花をテーマとしたイベントは初めて開催をさせて頂きました。また開催の機会がございましたら、お気軽にご参加を頂けますと幸いです。