【TOKO CLUB EVENTS】|本格金継ぎ ワークショップ
-TOKO CLUB EVENTS-
「本格金継ぎ ワークショップ」
【本漆 金継ぎ】
金継ぎは壊れた器を漆で継いで直す技法であり、日本独自の文化です。
縄文土器にも漆で修理された祭器が出土しており、室町時代に始まった茶の文化で漆で継いだ後に金を装飾する「美」が生まれました。
現代では、素材や技法など様々な金継ぎの方法があります。
本ワークショップでは、本漆を使用し、伝統的な金繕いの方法で、約半年かけて器を修復します。
「本格金継ぎ ワークショップ」では髹漆(きゅうしつ)の人間国宝である大西勲氏を父に持つ漆芸家 大西未穂氏による現代では貴重な本漆の金継ぎをご体験いただけます。
漆芸の真髄に触れる貴重な機会となります。
ご参加を心よりお待ち申し上げます。
【ワークショップの流れ】
参加者の皆さまが直したい器を6回の金継ぎで直します。(金継ぎを完成させるために最低6回の参加が必要となります。)
壊れた器の状態により、作業が全く変わるため、直したい器を2・3点お持ちいただいてご相談ください。
本漆を使用した金継ぎは埋め、着け、研ぎ、乾燥を重ね、約6か月の工程を経て完成します。
*金は代用金を使用します。純金をご希望の際はご相談ください(別途費用が発生いたします。)
*会員様限定イベントのため、会員制サービス「TOKO CLUB」へのご登録が必須となります。
【開催日】
毎月第2火曜日
第1回:11月14日(火) 13:00~15:00
第2回:12月12日(火) 13:00~15:00
第3回:1月16日(火) 13:00~15:00
第4回:2月20日(火) 13:00~15:00
第5回:3月12日(火) 13:00~15:00
第6回:4月9日(火) 13:00~15:00
*予備日を予定しております。
【参加費】
一括でのお支払いと各回毎のお支払いをご用意しております。
一括でのお支払い:¥39,600-(税込み)
各回毎のお支払い:¥7,150-(税込み)
*純金をご希望の際は別途お見積り
*クレジットカード、QR決済等もご利用頂けます。
【持ち物】
エプロン
直したいうつわ(初回のみ2~3点)
【講師】
大西未穂
石川県輪島市で、沈金師(漆面に装飾する職人)に三年間師事。この期間で、沈金技法(漆面の上から金を装飾する技法)と髹漆(きゅうしつ)技法(漆を何層も塗り重ねる日本独自の技法)を習得しました。
大西氏は陶庫で隔年秋に、展覧会を開催しています。
お父様は髹漆の技法において、重要無形文化財(人間国宝)の保持者です。お母様は鎌倉彫の作家としても活躍されています。
【Q&A】
Q:初心者でも参加できますか?
A:はい、初心者から上級者まで、どなたでもご参加いただけます。
Q:自分で器を持ってこなくてもいいですか?
A:このワークショップは、個々の器に合わせた金継ぎを体験するものですので、持ってくる器が必要です。
Q:漆アレルギーが心配です。どうしたらいいですか?
A:心当たりがある方は事前にアレルギーテストを行ってください。また、体調に不安がある場合は、医師に相談することをお勧めします。
Q:支払い方法は何がありますか?
A:一括支払いと各回毎の支払いがあります。詳細は「参加費」をご参照ください。
Q:欠席した場合、振替は可能ですか?
A:予備日を設けていますが、それでも参加できない場合は、個別にご相談ください。
【お申し込みの前にご確認をお願いいたします。】
サービスに関して
- 「陶庫の金継ぎ」をご利用頂く場合は会員制サービス「TOKO CLUB」へのご登録をお願いいたします。
- 修復対象のうつわは陶器、磁器素材のうつわを対象とさせていただきます。
- 陶庫でお買い上げを頂いたうつわ以外のうつわも承ります。
- サービスに関わる個人情報の取扱は「陶庫プライバシーポリシー」に基づき、厳重に管理いたします。
修復可能性
- 破損状況によっては、修復が不可能な場合もございます。事前に状態を確認させていただき、修復可能かどうかをご連絡いたします。
- 破片の欠損が著しい場合、2度目の修理等は承ることができない場合がございます。
取り扱い注意
- 修復後の陶器は、特に初めてのうちは優しく取り扱っていただくことをおすすめします。強い衝撃を与えると再び破損する可能性があります。
その他
- 修復をご依頼の際は、陶器の洗浄をお願いいたします。汚れが残っていると、 修復に影響を与える可能性があります。
- 修復後の電子レンジはご利用できない可能性が高くなります。